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梁姪(りょうてつ)
【原文】[リョウ]→(冠が「龍」、脚が「虫」)[テツ]→姪(またはシツ[蛭])

【出典】
○『山海経』東山経 二巻 鳧麗山条
さらに南へ五百里、鳧麗(ふれい)の山といい、頂上には金・玉多く麓には箴石(はりいし)が多い。獣がいる、その状は狐の如くで九つの尾、九つの首、虎の爪、名は[冠が「龍」、脚が「虫」]〔姪〕蛭。その声は嬰児のよう、これは人を食う。
『山海経』訳高馬三良 平凡社ライブラリー34(平凡社 1994)

【設定】
長く生きてor何かしら力を得て形が変わっていった妖狐の最終形態のひとつ。通常の狐よりも倍以上大きく、虎のような足、縞模様を有している。人語を解し、自らも話せる。9つある頭は分離することが可能で、生えている頭と尾の数は対応している。ちなみにそれぞれの頭は個々に意識があるわけではなく、あくまでもりょうてつの身体の一部。小さい頭は力尽きても模様を有する本体さえ残っていれば再生可能。本体が化ける能力を有するのはもちろんだが、分離した身体でもある程度は化けることができる。概して餌として人間を好むものが多い。

十一、梁姪
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